阿波踊りヨットレース Day3
阿波踊りヨットレース Day3
いよいよ本番の「第30回記念 阿波踊りヨットレース」。日本丸観覧艇も出て。信号は花火の音響。いやがおうにも盛り上がる。でもカメラが電池切れ・・・。・
結構風が吹き上がるが、今年まフルメンバーなのでジブはNo1ヘビーで突っ張ることとなり、これが功を奏した。スタートは90艇がスタートラインに突っ込んでくる。ピンエンド有利だったので大混乱。
ヨットレースのスタートは簡単に言うと、ブレーキの無いすぐに曲がれない止まれない中型大型トラックが90台いっせいにスタートラインめがけて殺到するのだ。
怒鳴り声が飛び交う中、密集地帯を避けて、タック・ジャイブをスタート前だけでも20発くらいこなしながら、大型艇の後ろの小さな隙間に滑り込んだ。
瞬間の判断・操船技術・ノーミスでこなしたクルーの動作。何という凄いチームなんだろうか。シートが出ないミス一つで衝突が避けられない状況だった。
その後岸よりでタックを繰り返すも、程よいところで沖よりに出る。これがどんぴしゃで当たり、最後まで岸よりにこだわった艇団は風が落ちてドボン。マークを回ると風が落ち、後続艇はマーク付近で団子状態になり、マークタッチが続出。
僕達はわずかに残っていた風をつかんで、5位くらいの位置で後続を見えないくらいに引き離した。
そのままフィニッシュだとひょっとして優勝かも・・・と緩んだ瞬間、岸よりの無風帯に突っ込んで、沖一本の艇団にみるみるうちに詰められ、あわてて沖に出してカバーする。
その後触れ回る風に翻弄されながらも大型艇に続き5位でフィニッシュ。これは修正でひょっとすると・・・と期待し表彰式に。何と修正後「Umadori」に負けて2位。
でも、「Umadori」は40ftなのにうちは36ft。更にフィニッシュはうちが早かったのにそのハンディおかしいぜ、と居酒屋で笑い話となった。
その後恒例の阿波踊りを踊りにいった。「ヨット連」は終わっていたが「にわか連」に参加して踊った。
一糸乱れぬ有名連の踊りは何度みても荘厳だ。とくに最近はあちこちの街角でゲリラ的に新興の連が黒装束で踊っている。カッコよすぎるぜ阿波踊り。
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