久米島レース DAY2
久米島レース DAY2
014年05月31日
朝4時起き。寝不足で出力70%。雨がぱらついているが天気はなんとかもちそう。
スタートからスピン。ジャイブを2回しながら、渡名喜よりを走る。
過去、渡名喜よりの船に差された経験から、今年は右海面の渡名喜よりの潮流狙いが作戦だ。
渡名喜よりの船団中ではジャイブのタイミングが抜群で遥か水平線に後方に引き離す。
しかし暑い。僕はバウだったが、スピンのトリムに交代で入り、眠気と暑さで時々意識を失いながら、セイルをにらみ続ける。汗が目に入り目が真っ赤。
久米島が見え、トンバラ岩が見えてくると、ファーストホーム・総合優勝で完全優勝だなと、夜のパーティーに向けて早めの弁当を食べた。
ところが、鳴門の渦潮のような潮目を超えると、1ノットの押し潮から急に1ノット向かい潮になり、船は走るが進まないが選択肢がない。次はジャイブ中にポールのジョーが動かなくなり、スピンフライングで修理しながら走る。
すると座間味よりに左海面の水平線を走っていたレキオスが急に伸びてきて見る見るうちに同じ高さになり、ミートしたトンバラ岩を先に1周回られた。船上は戦闘モードに。久米島港まで距離がない。
島影で風が振れ回り、落ち、後ろに回り、スピン準備するもまた風が振れて、最後にスピン再展開するもトップから10分遅れでフィニッシュ。
あとから聞いたけどレキオスはイルカの大群にに先導されていたそうだ。なんとロマンチック。
ホテルのプールで体を冷やし、夜は楽しいパーティー。
結果は何とわれ等「夢ひょうたん」がハンディで2分差の優勝。9時間走って2分。最後の根性のスピンが勝敗を分けた。 夜は部屋飲みで社長の三線に何度か意識を失いながらバカ話に花が咲いた。
コメントフォーム